「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
風五月

風五月この絶望を軽くして 杉竹
ゼリーにす五月の風のすがしさを 杉竹
我が影の貧しきを倦み夏の夜の半月雲に隠れぬたまひぬ 【貧】横雲
右左首振り立てて何の実を啄みたるや椋のくちばし 【くちばし】横雲
五月病職退きて久しきに残日録を倦むは哀しき 【職】横雲
   

【2020.05.28 Thursday 05:55】 author : 杉篁庵主人
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青葉雨

點滴霖霪青葉雨
傷心白髮憐新樹
音信断絕春空去
身在山中怨欠癒 横雲
癒されぬ恨みに惑ふ青葉雨 杉竹
ひとり来て青葉の雨に濡れてゐる 杉竹
コロナ禍に国の地域の学校の情報格差際立ちにけり 【格差】横雲
鉛筆やノートを誰もが持つやふに一人一人にPCやある 【ノート】横雲
  

【2020.05.27 Wednesday 06:08】 author : 杉篁庵主人
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翡翆(かわせみ)

翡翆の指ささぬうち飛び去りぬ 杉竹
翡翆の啄みしもの光りたり 杉竹
旧型のエアコン室外機の音響く路地裏夏の始まり 【型】横雲
Uターンの教え子訪ぬ山深き廃校の庭夏草茂る 【Uターン】横雲
奇妙なる自粛解除の報ぜられなほ逢えぬ日々続くかに見ゆ 【解】横雲
 

【2020.05.26 Tuesday 05:31】 author : 杉篁庵主人
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椎の花

庭隅を黄に染め椎の花積る 杉竹
降り積むや大樹の椎の落花落葉 杉竹
張りぼての伊達な姿に見栄はつて天を仰ぎてさらす生恥 【達】横雲
今年また好みの色に咲く花のカタカナの名の覚えがたかり 【カタカナ】横雲
酒冷えて生姜風味の煮冷しと冷麦揃ふ夕餉めでたし 【煮】横雲
 

【2020.05.25 Monday 07:01】 author : 杉篁庵主人
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白丁花(はくちょうげ)

開盛夏日如降雪
悔恨重愁人影絕
復醉遊戲白丁花
强不可諫無分別 横雲
秘か雪降りし如くに白丁花 杉竹
白丁花心変りのうろんなり 杉竹
人影の少なき街の公園に村を偲べる青葉茂れり 【街】横雲
魂きはる心変りの会へぬ夜の無音に嫉妬置けぬ追ひ酒 【嫉妬】横雲
   

【2020.05.24 Sunday 05:43】 author : 杉篁庵主人
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卯の花

卯の花に交わす囀り朝の道 杉竹
名の知らぬ人の垣根に空木咲く 杉竹
笑み光るランチタイムのカフェテラス新樹を漏れる陽を頬に受け 【ランチ】横雲
自粛中出窓に飾る一輪はふたりで摘みし思い出の花 【飾】横雲
ふはふはの気持ちのままに別れしは空木咲く道未練残れる 【ふわふわ】横雲
    #kigo   #haiku  #waka  #tanka

【2020.05.23 Saturday 06:50】 author : 杉篁庵主人
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露草

露草を挿せば朝(あした)の声聞こゆ 杉竹
夢見しと白露草は呟きぬ 杉竹
ひだまりに夢見たものの残れるか捉へむとして濃き影の消ゆ 【ひだまり】横雲
一人来て人いぬ郷の谷川の調べ聞き入る夏の夕暮 【調】横雲
振り向きてえまひをこぼすスカートは水玉模様初夏の色 【水玉】横雲
 

【2020.05.22 Friday 06:26】 author : 杉篁庵主人
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夏燕

駅中の店に燕の「ご用心」 杉竹
親子して雨を呼ぶなり夏燕 杉竹
笑むことの久しく無くも懐かしき人を想ひて心和ます 【笑】横雲
この一日暮れてかなしや夏燕生き長らへて何事もなし 【一日】横雲
助手席に座るや笑まふ横顔の間近にありて若葉まぼしき 【助】横雲
 

【2020.05.21 Thursday 06:05】 author : 杉篁庵主人
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青田風

懐かしむ郷の便りや青田風 杉竹
青田風マジンガーZを組み立てる 杉竹
忘らるること久しくも吹き渡る青田に風に声をしのびぬ 横雲
夏の夜の吊り輪灯のほの明かり読経の声に微かに揺れて 【吊り輪】八慧
 

【2020.05.20 Wednesday 06:03】 author : 杉篁庵主人
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新樹光

衰頭想見古山房
對鏡成夢理紅粧
疫禍郷庵一人無
鶯啼蝶戲新樹光 横雲
悼みつつ身を浸しけり新樹光 杉竹
学び舎に子等の影なく新樹光 杉竹
うらみつつしのぶにあまり身にしむは茂る青葉の光なりけり 横雲
策無きに獅子奮迅の大車輪指揮が悪けりゃただ空回る 【大車輪】八慧
 

【2020.05.19 Tuesday 05:34】 author : 杉篁庵主人
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