「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
「人待てど」


2006-082:整(八慧)
整ひし松の枝ぶり眺めつつ人待つ宵の月を見るかな
2006-083:拝(八慧)
拝殿に向ふ道沿ひ色淡き紫陽花群れて人待つここち
2006-084:世紀(八慧)
越えられぬ世紀末てふ退廃のいよよ深まりはや十九年
 

【2019.06.25 Tuesday 06:27】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
白玉ぜんざい

 

白玉のしるこ冷めたし皴深む 杉竹
ぜんざいの白玉柔し旅の味 杉竹
白玉や汀に鯉の影を追ふ 杉竹

 

【2019.06.24 Monday 05:55】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「夕明かり」

 

2006-079:芽(八慧)
かそけくも夏芽の小さき花散りて薄き衣に月影宿る
2006-080:響(八慧)
哀しくも我が身一つぞふりゆくに心に響(とよ)む言の葉の彩(いろ)
2006-081:硝子(八慧)
風鈴の硝子打つ音の軒にあり懐かしき人去りゆける夕

 

【2019.06.23 Sunday 06:55】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
紫陽花

 

紫陽花や旅を語れば雨止みぬ 杉竹
七変化老いた男の褪せし恋 杉竹
老くほどに淡きがよろし額の花 杉竹

 

【2019.06.22 Saturday 07:14】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「アンニュイ」

 

2006-076:あくび(八慧)

燕の巣年経るままに乾きけりむなしく見上げあくびの漏るる

2006-077:針(八慧)

秒針の動かぬ夏の日は過ぎて逆に廻はすも再会のなき

2006-078:予想(八慧)

再会の予想当たらず頬ぬらすその夜の雨に涙まされる

   

【2019.06.21 Friday 05:19】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

 

蛍火を追ふや額にこぼれ雨 杉竹

ゆるらかにこころ舞はせて蛍の夜 杉竹

失せものを闇に探れる蛍狩 杉竹

  

【2019.06.20 Thursday 04:58】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「占ひ」

 

2006-073:トランプ(八慧)
羅(うすもの)を着てトランプを並べゐる若きうなじに占ひの吉
2006-074:水晶(八慧)
水晶に映る若葉の影揺れて占ふ老女空見上げたり
2006-075:打(八慧)
筮竹(ぜいちく)を打つ音さゆる夏の宵当たらぬ八卦空頼みする

 

 

【2019.06.19 Wednesday 05:37】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
梅雨晴間

 

とことこと夫婦の旅に梅雨晴間 杉竹
梅雨の晴外交員の声かろし 杉竹
刈るほどの草に分け入る梅雨晴間 杉竹

 

【2019.06.18 Tuesday 05:56】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「潜む思ひ」

 

2006-070:章(八慧)
玉章(たまづさ)におもひのたけをしるせしもなほこむる夜に潜むものあり
2006-071:老人(八慧)
酔ふほどに寿老人めく杖持ちて夏の夕べをさまよひてをり
2006-072:箱(八慧)
別れ路のかたみと頼る玉手箱潜めし思ひたくすあかつき

 

【2019.06.17 Monday 06:31】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
父の日


父の日はミルクたつぷりいちごラテ 杉竹
夏来たる乳房の形 様々に 杉竹
父の日や乳とばかりに聞こえたる 杉竹
 

【2019.06.16 Sunday 07:10】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |