「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
柘榴の実

鈴生りの石榴揺らして鳥たちぬ 杉竹

少年の日の味確か柘榴の実 杉竹

三つほど石榴握る手皴深し 杉竹

  

【2019.08.23 Friday 06:24】 author : 杉篁庵主人
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「ふりぬる身」

2007-067:夕立

カナカナの声途切らせし夕立の過ぐや葉末に空の光れる

2007-068:杉

驟雨過ぐ杉の木立にひとりゐてふりぬる身とぞあはれしらるる

2007-069:卒業

卒業のアルバム捲る手の皴を共に嘆ける喜寿の現し身

  

【2019.08.22 Thursday 05:22】 author : 杉篁庵主人
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星月夜

幾億の年を身に受く星月夜 杉竹

雲あひに一つ流れし秋の星 杉竹

星月夜残る命を数へけり 杉竹

 

【2019.08.21 Wednesday 07:32】 author : 杉篁庵主人
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「盆過ぎて」

2007-064:ピアノ

君が影かき消すように夏果ててピアノに白き薄埃積む 

2007-065:大阪

耐えがたき暑さ続きし盆休み大阪弁に染められ帰る

2007-066:切

涼しげに茂る秋草古き道訪ぬ鎌倉七切通し

 

【2019.08.20 Tuesday 06:01】 author : 杉篁庵主人
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水引草

水引の花の三すじを棚に活く 杉竹

水引の紅のしめりに暮れなづむ 杉竹

風止みて水引の紅闇に溶く 杉竹

 

【2019.08.19 Monday 06:09】 author : 杉篁庵主人
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「影を慕ひて」

2007-061:論

若き日々共に論ぜし幸せをいかばかりほど叶えしととふ

2007-062:乾杯

偲ぶるは良き日良き時乾杯のグラスに笑みし君が面影

2007-063:浜

影慕ひ浜昼顔の咲く道を湖風の香に誘はれて行く

 

【2019.08.18 Sunday 05:29】 author : 杉篁庵主人
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百日紅

紅白の百日紅咲く空の青 杉竹
百日紅少年の日の空に咲く 杉竹
供華めきて墓地に大樹の百日紅 杉竹
(サルスベリも夏の季語だが今盛りである。梅雨明けごろから九月末まで咲き続ける)

【2019.08.17 Saturday 06:31】 author : 杉篁庵主人
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「秋の野」

2007-058:鐘(八慧)
露払ひ供華に釣鐘草を摘む愁ひの色の淡きをいたみ
2007-059:ひらがな(八慧)
ひらがなのてふてふが飛ぶ秋の野や色なき露と涙光れる
2007-060:キス(八慧)
野にありて権威を嫌ふアナキスト独りうき世を歎き老いゆく

【2019.08.16 Friday 06:24】 author : 杉篁庵主人
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夾竹桃

夾竹桃祈りに揺るる真昼なり 杉竹
朝焼けに染まる夾竹桃の白 杉竹
夾竹桃やがて嵐の指定席 杉竹
(「夾竹桃」は夏の季語だが、私の中では原爆忌・敗戦忌と結びついている)

【2019.08.15 Thursday 05:59】 author : 杉篁庵主人
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「秋の空」

2007-055:労(八慧)
精神の疲労回復企みて痛みこらへる初秋の旅
2007-056:タオル(八慧)
湯上りのほてる身つつむバスタオルなくしたものは拾いえぬまま
2007-057:空気(八慧)
秋の空気球の一つ溶けゆけば澄める思ひを染むる夕焼
    #tanka #waka

【2019.08.14 Wednesday 06:31】 author : 杉篁庵主人
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