「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
走馬灯

香風添想紫夏藤
疫禍低徊走馬燈
老病不見去年人
一途讀句氣清澄 横雲
この家にはじめて淡き走馬灯 杉竹
走馬灯甦る日々淡く濃く 杉竹
新盆の説法長き僧若し 杉竹
 

【2020.08.11 Tuesday 05:41】 author : 杉篁庵主人
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霍乱(かくらん)

日午輕衣濡薄汗

沈淪失政憂國嘆

難艱溽暑不出街

道路無人病霍乱 横雲

霍乱にかかる気のして佇めり 杉竹

人の無き眩しき街に霍乱す 杉竹

霍乱や警戒アラート初発出

   

【2020.08.08 Saturday 07:00】 author : 杉篁庵主人
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立秋

秋立つやひとり佇む丘の上 杉竹

遠き地に想ふ人あり秋立てり 杉竹

待宵草鍵開かず残る自転車   杉竹

天の知る仲なり秋は星あかし   杉竹

  

【2020.08.07 Friday 05:28】 author : 杉篁庵主人
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炎天

雙飛酊咳蠹群

記憶哀怨唱小雅

夏日辛搖白羽扇

逍遥慷舊叢深野 横雲

炎天に番の黒き蝶飛べり 杉竹

炎天や夢に呆けて影老ゆる 杉竹

   

今年は、漢詩を月9首詠むことを課題にしていたので、これだけは維持していければいいのだがと思う。それでブログも週二日ほどのアップにするかと思案中!

【2020.08.05 Wednesday 06:12】 author : 杉篁庵主人
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土用凪

土用凪昔の私に会いに行く 杉竹
何事も無きかに見えて土用凪 杉竹
 

2011年 02月 18日に「題詠blog2011」に参加した。歌を詠み始めて間も無い頃で、「うたのわ」から導かれてのことだった。それ以降毎年参加し、2018年4月からは日々のブログ更新がままならないこともあって、未参加の2003年のお題からぼちぼち詠み進めてきていた。
その2010年分を昨日で詠み終えた。2003年からの「題詠百首」の企画のこれ迄の18年分、全1800余題を詠み通したことになった。
このまとめは、「朝の雲」に記した。

一段落したこともあって、これ以降のブログ更新に短歌は今年中休みとし、俳句も日々作ることに倦んできていたので、週2〜3回程度になるかと思う。

【2020.08.03 Monday 06:04】 author : 杉篁庵主人
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夏の蝶

叢を抜けて夏蝶飛び立ちぬ 杉竹
そこここにはやるかぜあり夏の蝶 杉竹
会える日を腕まくりして待つ夏が恐る恐るに梅雨を抜け出す 【腕】八慧
すれ違う君と私がイコールでないこともまた歓びとする 【イコール】八慧
手作りの雪見大福厚ぼたし求肥に少し君の味して 【福】八慧
  

【2020.08.02 Sunday 07:32】 author : 杉篁庵主人
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納涼

一雨呼風即納涼
幽夢情盡是難忘
肴臧酒旨詠唐歌
日落青山發瑞祥(64) 横雲
間違ひの見つからぬまま夕涼み 杉竹
この先の行方は知れず交差する記憶を訊ね夏のふりゆく 【交差】八慧
乗換を間違へしゆゑ行き着ける夢の終着静もれる闇 【換】八慧
  

【2020.08.01 Saturday 05:53】 author : 杉篁庵主人
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夏の雲

晴れたるも夏の雲なき海に出づ 杉竹
岬にはなほ噴きあぐる夏の雲 杉竹
惑星を全部見渡す夜明け前コロナの夏はひとりぼっちだ 【全部】八慧
耳底に鳴るは何かの息遣い眠れぬものの胸底に棲む 【底】八慧
夏帽子黒きリボンは蝶に似て寂寥という日盛りの夢 【黒】八慧
 

【2020.07.31 Friday 05:46】 author : 杉篁庵主人
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鬼灯

端居赤熟賞酸漿

雨滴濺裾滑軒廊

歎老情懷涕泗流

無人盡日脩遺忘 横雲

軒下の青き鬼灯濡れてをり 杉竹

一人吹く酸漿の音の哀しけり 杉竹

この夏は旅に出たくもままならぬ嘆きふかめて晴れぬ空見る 【旅】八慧

粲粲の烈日の下に咲くダリア妖しきのまでに燃ゆる緋の色 【烈】八慧

   

【2020.07.30 Thursday 06:34】 author : 杉篁庵主人
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冷麺

冷麺の辛子たつぷり潮満ちる 杉竹

冷麺や雲の白さに目を細む 杉竹

呟ける訛の意味の解けぬまま知らん顔して会話は進む 【訛】八慧

陽の匂う雨の上がった草原に隠されていた水たまり踏む 【水たまり】八慧

年一度会うこと得るや麗しき彩りの糸君の織りせば 【麗】八慧

【2020.07.28 Tuesday 07:58】 author : 杉篁庵主人
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