「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
余寒

 

俯きて猫のうろつく余寒かな 杉竹
差しかはす指先白し春寒し 杉竹
残寒の曇天重し水動かず 杉竹

 

【2019.02.16 Saturday 05:49】 author : 杉篁庵主人
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風船

 

風無きに紙風船のいぶかしく揺るるともなく手よりこぼれし 横雲
色淡く空にとけゆく風船のあはれとみえて春を恨みぬ 横雲

その時々の季語を題にして王朝風和歌100首を詠もうと始めたのが、昨年11月8日。詠んでるうちにテーマを見失ってしまったようだが、とりあえず「100首」になったので終了とする。100日など瞬く間に過ぎるこの頃である。

 

「朝の雲」(ブログ)にまとめて記す。

【2019.02.15 Friday 05:44】 author : 杉篁庵主人
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冴返る

 

飲み会の延期の報せ凍て返る 杉竹
冴返る気配に目覚む午前五時 杉竹
ぺらぺらの嘘に暮れ行き春寒し 杉竹

 

【2019.02.14 Thursday 06:22】 author : 杉篁庵主人
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春浅し

 

袖濡らす雪には春の匂ひして世にふる老の寝覚哀しも 横雲
春浅き空よりおつる淡雪の色にまがへる匂ひかそけし 横雲

 

【2019.02.13 Wednesday 08:36】 author : 杉篁庵主人
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木の芽雪

 

学校の垣の芽立ちに雪白し 杉竹
淡き雪芽にかなしみの色載する 杉竹
淡雪を忽ち消して木の芽雨 杉竹

 

【2019.02.12 Tuesday 06:52】 author : 杉篁庵主人
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淡雪

 

ふるほどに木の芽につもる淡雪のこころなりせばうちとくるかな 横雲
逢えぬままふりゆく春の淡雪につもる思ひを忘やはする 横雲

 

【2019.02.11 Monday 07:53】 author : 杉篁庵主人
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春の雪

 

肩冷ゆや雪の積れる春の朝 杉竹
恋ふほどに降り積もりたる春の雪 杉竹
纏ふごと降り積む春の雪止まず 杉竹

 

【2019.02.10 Sunday 08:05】 author : 杉篁庵主人
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水の春

 

生まれてはたゆたふおもひ水の春角組む荻に光のどけし 横雲
春の水ながるる音の細かるも色やはらかに草の萌えいづ 横雲

 

【2019.02.09 Saturday 05:49】 author : 杉篁庵主人
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針供養

 

留袖の香の仄かなり針供養 杉竹
針供養媼の皴に陽のさして 杉竹
軽やかに香を追つている春袷 杉竹

 

【2019.02.08 Friday 05:41】 author : 杉篁庵主人
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春生りて

 

薄紅にほころぶ蕾春生りてことばの花のいづち咲くらむ 横雲
しるらめや待つとしもなく老い楽の春を重ぬる下萌えの色 横雲

 

【2019.02.07 Thursday 05:54】 author : 杉篁庵主人
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