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食品基準の評価

 

一般食品   100ベクレル/kg
乳製品     50ベクレル/kg
水       10ベクレル/kg
乳幼児用    50ベクレル/kg  

独自基準に対する農水省の自粛要請の報道の中で、マスコミが一斉に上に示したこの新基準は「世界的には非常に厳しいもの」と農水省のいうがままに報道している。
「EU、コーデックス委員会」の数値を上げて比較しているが、しかし、これは単に数値比較をしているだけで報道の仕方が正確でない。というよりごまかしである。
EU、コーデックスに共通しているのが食品による追加被ばくを年間1ミリシーベルト以下にするという考え方である。
EUやコーデックスの1,000超ベクレル/kgの基準値は、食品の10パーセントが汚染されているという前提で、つまり90パーセントの食品は無放射能であるという前提から出てきている基準値である。

原発事故で、全国的に汚染されている日本で90パーセントが安全という前提は成り立たないのだ。日本の新基準は50パーセントが汚染(乳幼児の場合は100パーセント)という前提で1ミリシーベルトを超さないように決められのだという。
4月1日をもって、50パーセントの汚染で済んでいるとの仮定で、日本の基準がやっと食物からの被爆が「年間1ミリシーベルトの国際基準」に適合するようになったということである。
ところで、私には汚染されている食品摂取が現実に五割以内で抑えられるものなのかについてはどうとらえればいいか知りようがない。

ベラルーシやウクライナでは外部被ばくと内部被ばくを考慮して算出しているので、それに比べる日本の基準値はまだまだ高い。諸外国は外部空間被爆は考慮しなくていいので、その基準値と比較して日本の数値を議論するのは誤りである。

中部大学の武田邦彦は、内外被爆の総量を年間1ミリシーベルトとすべきというので、食品のセシウム汚染は、1キロあたり20ベクレルまで、としている。これが当たり前の考え方ではあろう。

放射能汚染国である「ベラルーシ・ウクライナ」との比較こそが汚染国日本での議論の元であろう。
【ベラルーシ】
果物    40ベクレル
水     10ベクレル
野菜   100ベクレル
じゃがいも 80ベクレル
【ウクライナ】
たまご    6ベクレル(1個あたり)
パン    20ベクレル
野菜    40ベクレル
水      2ベクレル
じゃがいも 60ベクレル
果物    70ベクレル


 

【2012.04.23 Monday 18:00】 author : 杉篁庵主人
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