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右傾化への危機感




今の右傾化の状況に危機感を持つ人は多い。
ネットでは下の記事が話題になっている。

日本の右傾化に危機感を抱いた94歳の男性(7年間従軍)が自らの葬儀費用を取り崩して出馬。
埼玉12区に無所属新人で立候補した川島良吉氏は、94歳ながら、視力1・2を誇る両目は鋭い眼光を放つ。国の行く末を憂う川島氏は、立候補の理由を明快に語る。「オレの出番だと思ってしまったんですよ」。供託金300万円は葬式代にと、ためていた年金から捻出した。
​政治家を志したことはなかったが、各党の主張を聞くうちに闘志がたぎった。「右傾化する安倍(晋三・自民党総裁)や石原(慎太郎・日本維新の会代表)から『軍』なんていう言葉が普通に出る。橋下(徹・同党代表代行)もムチャクチャ。無条件降伏したのに。日本はどうなっちゃったんだ、という不安がありました」。耳は少し聞こえにくいが、話し出したら止まらないマシンガントークが武器だ。
 第1次世界大戦が終結した1918年に生を受け、第2次大戦勃発の39年に徴兵。中国での7年間の戦闘では多くの仲間を失った。「オレは戦争で死なず、散々いい思いをした。このままじゃ死んでいった仲間に申し訳ないと」。そんな思いが出馬へと背中を押した。先月30日に自宅に親族を集めて「出馬表明」。最初は反対した親族も熱意に負けた。「友だちに手伝ってもらおうと思ったけど、もうみんな死んでいなくなってた」(スポーツ報知より)

こんな政治に無縁だったお年寄りまでもが日本の行く末に不安を感じて、覚悟の出馬をするほどに、今の日本はおかしくなっているのだ。
ただ、この一週間で、この危機的状況を感じ取る人が増えているように思う。
民主はダメだといっても、このまま自民や維新の似非右翼を勝たせてはならない。
肌に感じる危機感から選挙に関心を持ち始めてきた女性や若者の動向が今後の流れを作るように思える。

流れははっきりあることはある。
マスコミは報じないが、先の2日の三重県桑名市長選で嘉田未来政治塾生が現職に圧勝しているのだ。
42352 伊藤 なるたか(前回17486) 無所属 新 前桑名市議会議員
16254 水谷 元   (前回23249) 無所属 現桑名市長
新人が、自民民主公明に維新も相乗りのオール与党体制にあって事実上の6選を狙った現職市長を倍以上の得票数で破っているのである。
公共工事をめぐる入札妨害事件で市長の支援者らが逮捕されるなど、不祥事が相次いで、「うみを出し切って、市民が誇れる桑名市にしたい」と伊藤は訴えていたのだが、それにしてもこの逆転劇は凄まじい。注目点は伊藤が嘉田未来政治塾の塾生だったこと、圧勝だったこと。しかし、メディアは当選した伊藤が未来政治塾の塾生であるという事実は一切報道していない。
マスコミは報じないが、ここに大きな変化のひとつを垣間見ることはできるだろう。

産経新聞が発行する夕刊フジが「苦戦中の有名候補リスト」から三宅雪子を削除しているという。注目の千葉4区で野田を相手に三宅が「ほぼ互角」の形勢に持ち込んだということかといわれている。
また、マスコミ報道では、今回の選挙は、前回よりも投票率が下がるだろうと予想されている。しかし、この4日間(8日まで)の千葉4区は期日前投票が前回より13.5パーセントも高くなってもいる。全国最低の投票率だった千葉4区の投票率がどれだけ伸びるか、その伸びが結果を大きく変えるように思われる。(ただ、例えば群馬の事前投票は前回比81.2%のように、今回はやはり一般的には低くなるのかもしれないが、投票に行く人行かない人の中身に変わりがあるかもしれない。)

いずれにせよ、今度の総選挙は日本に極右政権が登場するかどうかの危機的状況の中で行われる。国民の中から湧き上がるような「意志表示」が生まれなくては、この危機の突破はできない状況にある。


また、報道の仕方で言えば、原発に関しても、日経新聞が「原発「必要」が7割超(都知事選・世論調査)」と見出しを付けている調査で、 「今後も必要」としているのは13%で、「脱原発を目指すべきだ」が61%、「即座に脱原発に取り組むべきだ」は21%なのだから、まとめは「現実的なエネルギー政策として原発の必要性を認める声が4分の3を占めた」ではなく、「87%が脱原発」あるいは「原発存続派、わずか13%」とすべきもの。この頃は調査の仕方だけでなく読み方にまで偏向がひどい。

【2012.12.09 Sunday 08:03】 author : 杉篁庵主人
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