「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
<< 木の葉雨 | main | 枯蔓 >>
冬初め

半月の中天にある冬初め 杉竹
冬浅しつぶりて聞かむ遠き声 杉竹
半月のやがて沈める山の辺の梢は冬の初めなりけり 横雲
晴れ渡る初冬の空に月白く鳥の囀り朝に響いて やゑ

 

「冬に入る」につづく、冬に入ったばかりの頃が「冬初め」。街路樹の落葉が始まり、しぐれたかと思えば小春日和もある。「初冬(しょとう・はつふゆ)」「冬浅し・浅き冬」と同様の意味合意を持つ季語。「冬浅し」は秋から冬への季節の移り変わりに思いをこめる場合に用いられる。

 

 初冬に何の句もなき一日かな 正岡子規
 一木を断つと初冬の天に告ぐ 川島喜由
 托鉢の駅頭に立つ冬初め 西村和江
 冬浅し曲りてもまた海鼠壁 芝山吉宣

【2017.11.10 Friday 06:15】 author : 杉篁庵主人
| 俳句・和歌 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
この記事に関するコメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.sankouan.sub.jp/trackback/1068128
トラックバック