「さんこうあんにちじょう」は、HP「杉篁庵」(sankouan)の1頁です。
主にその日の庭の花の写真を掲載しています。
 
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鏡開き

七十路や鏡開きの薄化粧 杉竹
行く道の開かれていて鏡割 杉竹
姿見に老見る朝を嘆きつつ鏡開きのいそぎ始むる 横雲
お汁粉の餅割りながら振り返り出逢ってからの年を数える やゑ

 

餅を鏡の形にして、神に供えるものが「鏡餅」で、武家では男子が、正月に鎧や兜を飾り、その前に餅を供えた。これが具足餅である。女子は、普段使う鏡の前にそなえたとされ、それが鏡餅の由来という説もある。
その年の年神さまに供えた「鏡餅」を小さく割り、お汁粉などにして食べる行事が、「鏡開き」。元々は武家社会の行事で、具足開き(鎧や兜に供えた餅を雑煮などにして食べた)といった。そのため、鏡餅は刃物で切ると切腹のようだと手や木槌で割り、開くようになったことから、「鏡割り」でなく、「鏡開き」という。一月十一日にする地方が多い。

 

 三寸のお鏡開く膝構ふ 殿村菟絲子
 雀来よ鏡開きの屑撒かむ 三嶋隆英
 また過ぎぬ鏡開の一日も 百合山羽公

【2018.01.11 Thursday 07:38】 author : 杉篁庵主人
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